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愛犬の食欲不振⁉おやつは食べるのにご飯を食べないときの対処法

「おやつは食べるのに、あまりご飯を食べてくれない・・・」愛犬が食欲不振になってしまうと、病気になってしまったのではないかと不安に思うかもしれません。また、しつけを間違ってしまったのかと悩んでしまうこともあるでしょう。特に、おやつは食べるのにご飯を食べてくれない時などは「ワガママな犬に育ってしまったのではないか」と、これまでのしつけやこれからの接し方が一層不安になるものです。

そこでこの記事では、犬の食欲不振についての原因と対策を、それぞれ5点ずつ解説していきます。食事は、犬にとって必要な栄養を摂取するためだけではなく、日常生活における大きな楽しみの一つでもあります。大きな病気や、精神的なストレスを見逃してしまわないためにも、ぜひこの記事を参考にしてください。


目次[非表示]

  1. 1、おやつは食べるのにご飯を食べないときの原因
  2. 1-1.ワガママや濃い味に慣れてしまったため
  3. 1-2.ペットフードの味に満足していない
  4. 1-3.気候の変化/熱中症
  5. 1-4.加齢によるもの
  6. 1-5.病気やウイルス感染症
  7. 2、おやつは食べるのにご飯を食べないときの対処法
  8. 2-1.ご飯を食べない時にはすぐに下げる
  9. 2-2.おやつを欲しがってもすぐに与えない
  10. 2-3.ご飯の内容を変えてみる
  11. 2-4.ご飯を食べやすい環境を整える
  12. 2-5.獣医師に相談する
  13. 3、まとめ


1、おやつは食べるのにご飯を食べないときの原因

犬がご飯を食べなくなってしまうときには、やはり原因が気になるもの。

原因が分からなければ、対処のしようもありません。

この章では、犬がご飯を食べなくなってしまったときに考えられる原因を、5点解説します。

1-1.ワガママや濃い味に慣れてしまったため

最初に考えられるのは、犬のワガママや濃い味への「慣れ」です。

ワガママや味の好みからご飯を食べなくなってしまったときは、以下の特徴がみられます。

・元気がある

・遊んだり、散歩したりしたがる

・下痢や嘔吐など、その他体調不良が生じていない

・おやつを欲しがる、おやつを出したらしっかり食べる


このように、ご飯を食べない以外は元気で、異常や変わったところが見られないことが大きな特徴です。

ワガママにもいくつか種類があります。

具体的には、反抗期などの犬の成長段階における一時的なものと、しつけや飼い主さんの接し方などによって、犬がワガママに育っている場合です。

いずれにしても、飼い主さんとしては次のような不安を感じてしまうかもしれませんね。

「これまでのしつけが間違っていたのではないだろうか?」

「どのようにしつけをしたら良いのだろうか?」

「ワガママが強くなって、今以上にご飯を食べてくれなくなったらどうしよう・・・」

確かに、ワガママを全て聞いているとワガマママがますます強くなり、言うことを聞いてくれなくなってしまうことがあります。

そうならないようにするためには、しつけ全般やご飯の与え方などの見直しが必要になるケースも考えられます。具体的な対処方法は次の章で詳しく解説をしているので、ぜひ参考にしてください。

1-2.ペットフードの味に満足していない

続いて考えられるのが、犬がペットフードの味に満足していないケースです。

「おいしくない・・・」

「同じご飯ばかりで飽きてしまった・・・」

おいしくなければ食が進まないのは人間も同じなので、気持ちとしては理解しやすいと思います。ただし、犬にとってご飯がおいしいかどうかが分かりにくい点が少し厄介です。

そこで、次の3つのポイントを意識してみると良いでしょう。

(犬のご飯がおいしいかどうかを見極めるための3つのポイント)

①犬にとっておいしいご飯かどうかの、見極め方の一つの目安は「匂い」です。

「もしかしたら、ドッグフードの味に満足していないのでは・・・?」

と思ったら、そのドッグフードの匂いを自分自身で、嗅いでみてください。

犬は、人間の何倍もの嗅覚を持っているので、味を判断する際には匂いが重要なポイントになっています。そして、ペットフードによって魚の匂いが強いもの、肉の匂いが強いものなど、それぞれ匂いの特徴があります。

中には、パッケージに記載されているイメージとは、大きく異なる匂いを持つものもあるので、愛犬の気持ちになって「テイスティング」をしてみましょう。

②匂いを確認したら、飼い主さん自身がドッグフードを実際に口にしてみるのも、一つの方法です。

ドッグフードも、動物が食べるものとして作られているため、少量であれば人間が食べても、健康被害が生じるようなものではありません。

塩分が非常に強いものや、人工的な調味料が多く含まれているものなど、人が食べても「良くない」ものは、犬にとっても望ましいご飯ではありません。

③最後に、ずっと長く同じご飯ばかりを与えていないかどうかをチェックしてください。

好んで食べているうちは問題ありませんが、食いつきが悪くなってきたときには、飽きている可能性があります。このような場合、ごはんが入っているお皿の前まできて、匂いをくんくん嗅いだ後、顔を背けて食べないというしぐさがみられることがあります。

1-3.気候の変化/熱中症

暑い夏は、人間と同じように犬も食欲が落ちることがあります。これは気候の変化・熱中症により犬がバテている状態です。実は犬は、人間以上に暑さに弱く、熱中症になってしまうことがあります。

公益財団法人動物愛護協会のホームページでも、犬の熱中症リスクについて注意の呼びかけがされています。

(特に熱中症に注意が必要な犬)

パグやブルドッグなど、鼻が短い種類・・・体温を外に逃がすのが苦手なため

シニア(高齢)犬・・・体温調節機能が低下していたり、腎臓などの内臓に疾患が生じていたりするため

(特に熱中症に注意が必要な時期)

暑い夏

残暑

湿度の高い梅雨

熱中症の症状が重くなってしまうと、生命にもかかわることがあります。

冷静に愛犬の様子を観察して、水分摂取や動物病院への診察などの対策を速やかに行いましょう。

参考:熱中症について|公益財団法人 日本動物愛護協会

https://jspca.or.jp/necchusho/about/about01.html

​​​​​​​


1-4.加齢によるもの

年をとってシニア犬になると、以下のような理由から食が細くなってしまうことがあります。

・病気によるもの

・消化機能の低下により、消化が悪くなってしまう

・筋力の低下や運動量の低下により、消費カロリーの量が減ってしまう

・顎(あご)の力が弱くなってしまい、硬いドッグフードを避けるようになる

・嗅覚が弱くなりごはんの匂いが感じられない

これらの時には、柔らかくて食べやすいおやつを、ドッグフードよりも好んで食べるようになりがちです。

しかし、よく食べるからといっておやつばかり与えていると、栄養不足になってしまいます。

むしろ、体のさまざまな部分に不調を生じやすいシニア犬だからこそ、積極的に栄養を摂取することが必要であり、栄養バランスの良い食事を意識しなければなりません。

1-5.病気やウイルス感染症

食欲不振の時には、病気やウイルス感染症の危険性も考えられます。

・いつもより元気がない

・嘔吐や下痢など、食欲不振以外の症状も現れている

いつもと様子が異なる場合には、早急に動物病院を受診するようにしましょう。

原因が分からない場合についても、飼い主さんが不安を感じる場合には、動物病院を受診することで安心感を得ることができます。

2、おやつは食べるのにご飯を食べないときの対処法

食欲不振に陥っている原因の目星がついたら、次は具体的な対処法について考えていきましょう。

この章では、おやつは食べるのにご飯を食べないときの対処法として、5つの方法を紹介しています。

それぞれ、どのような時に対処すべきかについても解説しているので、原因と照らし合わせながら読み進めてください。

2-1.ご飯を食べない時にはすぐに下げる

まずは、ご飯を食べない時にはすぐに下げるようにすることです。

ご飯を下げる目安の時間は、10~20分程度です。

(どのような場面で使う対策?)

・ご飯を出したときに、しっかり食べるように習慣づけをしたいとき

(理由)

・いつまでもご飯を出したままにしておくと、犬が「いつでも食べられる」と考えるようになり、食べてほしいタイミングでご飯を食べなくなることがあるため

・ご飯を出したままにしておくことは衛生的ではないため

犬のワガママや甘え、遊びたい気持ちなどをコントロールする、しつけの観点からの対策です。

注意点としては、ご飯を食べなかった時に安易におやつを与えないこと、ごはんの時間をなるべく同じ時間に決めて与えることです。

水分さえ摂取できていれば、犬はごはんを全く食べられなくても、1~2日間程度は元気に過ごすことができます。

ご飯を食べてくれないからといって安易におやつを出してしまうと、結局おやつばかりを好んで食べる状況から、改善しない可能性が高くなってしまいます。

ただし、水分を摂らないときや1日経ってもご飯を口にしようとしない時には、早急に動物病院を受診しましょう。

2-2.おやつを欲しがってもすぐに与えない

「どのような場面で使う対策?」

おやつしか食べなくなっている犬に対するしつけ

(理由)

「おねだりをすればおやつがもらえる」と思われてしまわないようにするためおやつが習慣になっていたり、おやつの味を覚えていたりする犬は、様々な方法で飼い主さんにおやつを催促してくるはずです。

決まった時間・分量のおやつを与えることは問題ありませんが、ご飯そっちのけでおやつばかりを食べているようなときには、犬の要求を無視するようにしましょう。

何日間か繰り返していると、犬も「催促してもおやつはもらえない」と学習し、催促しなくなります。

おやつの適正量は、カロリーで計算します。

目安となる分量は、一日の摂取カロリーの20%以下に抑えることです。

ただし、厳しくおやつを我慢させてしまうと、犬にとって大きなストレスになってしまうことがあります。

そのような場合には、少量のドッグフードをおやつとして与える、などの工夫をすることもできます。

この時、カロリーの摂取量が多くなりすぎないように、気を付けることが大切です。

例えば、おやつとしてドッグフードを与えた時には、その分食事の量を減らすなどの対応が必要です。

2-3.ご飯の内容を変えてみる

「どのような場面で使う対策?」

・ドッグフードがおいしくない

・ご飯の味に飽きている

(理由)

・そもそもご飯がおいしくないと、犬は食べてくれない

・おいしくないごはんを無理に食べさせても、ストレスに感じることがある

・おいしくないドッグフードは、栄養バランスも偏っていることがある

ご飯の内容の変更には2通りの方法があります。

ドッグフードを別メーカーの商品に切り替えたり、ウェットフードを使ったりする方法と、元のドッグフードにトッピングを加える方法です。

特に、上で紹介したようにドッグフードの味や栄養バランスに疑問を感じた方は、ご飯がおいしく食べられるように、吟味してペットフードを探しましょう。

例えばコンボドッグシリーズでは、厳選したビーフ粒や、ささみ粒、国産個魚粒などやわらかな具材をトッピングしているおいしさを追求しながら、健康に配慮したドッグフードです。年齢や味の好みに合わせて選べるよう、ラインナップとなっております。

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また、年齢によってドッグフードを変更することも重要です。成犬用・シニア用など、年齢に応じたドッグフードを与えることで、その年齢に必要な栄養を効果的に摂取できるので、与えているドッグフードの対象年齢が、合っているのかどうかもチェックしておきましょう。

日本ペットフードでドッグフードを探す


2-4.ご飯を食べやすい環境を整える

「どのような場面で使う対策?」

・暑さや熱中症から食欲不振になっている

・恐怖心や警戒心から食欲不振になっている

(理由)

・犬によっては、精神的・身体的に非常にデリケートな犬もいて、食欲不振から元気をなくしてしまうこともある

食欲不振を招いてしまう要因はとても多く、熱中症や暑さの問題だけとは限りません。

・引っ越しや新しい家族が増えるなど、大きな環境変化によって緊張している

・容器のデザインが怖い

・食事をする近くで大きな音がしている

考えられる要因が非常に幅広いため、試行錯誤を繰り替えしながら、原因の特定や対策を行っていく必要があります。

時には、時期が来れば自然と食べるようになることもあるので、様子をみながら気長に対応していきましょう。

2-5.獣医師に相談する

「どのような場面で使う対策?」

・病気が疑われる

・普段と犬の様子が異なる

・結局、根本的な原因が分からない

・飼い主さん自身が不安を感じている

(理由)

・専門知識に基づいた対処や、アドバイスが得られる

・病気の場合対応が遅くなってしまうと、深刻な状況になってしまうことがある

・飼い主さんの不安を短時間に解消

動物病院は犬の専門家なので、どこよりも安心感を得ることができます。

具体的な病気や疾患の治療はもちろんですが、しつけや犬との接し方についてのアドバイスを受けたり、与えるドッグフードについて相談をしたりすることもできます。

症状が重くなる前に受診することで、より早く回復する効果が期待できます。

3、まとめ

愛犬がご飯を食べなくなってしまう要因として主に考えられることは、以下の5点です。

①ワガママ

②ドッグフードの味

③暑さや熱中症

④加齢による体の機能の低下や不調(老化)

⑤病気やウイルス感染症

原因によって取るべき対処法は異なるので、まずはご自身の愛犬が、どのような原因から食欲不振に陥っているのかについて、じっくり観察しましょう。そして、原因によって適切な対処法を施していくことが大切です。

ワガママ→しつけ・動物病院での相談

ドッグフード→ドッグフードの変更・与え方の工夫・動物病院での相談

暑さ→暑さ対策・動物病院の受診

加齢→年齢にあったドッグフードへの変更・動物病院への受診

病気やウイルス感染症→動物病院への受診

いずれの原因・対処の場合であっても、飼い主さんが、落ち着いて愛犬と向き合うことが重要です。

この記事を参考に、食欲不振の改善に取り組んでいただけたら幸いです。

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