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犬のダイエットはフードから!健康に理想的な体重にするための方法を解説

2020年には、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言の発令や、外出自粛要請などがありました。5月に緊急事態宣言は解除されましたが、それでも継続して自宅で過ごす時間が長いという方が多いのではないでしょうか?そして、飼い主さんが自宅で過ごすようになると、気になるのは犬が肥満になってしまわないかどうかという点です。つい、習慣化していた散歩をやめてしまったり、食事やおやつを食べさせ過ぎたりしてしまうことは非常に良くあること。

犬のダイエットの習慣は大きく分けて2種類あります。

・摂取カロリーを制限する

・消費カロリーを増やす

では、摂取カロリーを制限するためには、どのように対策をとればよいのでしょうか?今回の記事では、犬のダイエットフードについてペットフードの専門家の観点から丁寧に解説します。



目次[非表示]

  1. 1)犬の肥満の原因を知ろう!起こりがちな4つの原因とは
    1.  1-1. 肥満の原因① ごはんの与えすぎ
    2.  1-2. 肥満の原因② おやつの与えすぎ
    3.  1-3. 肥満の原因③ 運動不足
    4.  1-4. 肥満の原因④ 病気や遺伝
  2. 2)肥満防止のためのポイント
    1.  2-1. ポイント① 飼い主の肥満防止への意識
    2.  2-2. ポイント② 必要な栄養素にも気を配る
  3. 3)食事から意識する犬のダイエット法3選
    1.  3-1. 方法① ごはんの摂取量を調整する(食べ過ぎの場合)
    2.  3-2. 方法② ごはんの内容変更
    3.  3-3. 方法③ おやつの分量や内容を工夫する
  4. 4)まとめ


1)犬の肥満の原因を知ろう!起こりがちな4つの原因とは

ペットとして飼われている犬は、肥満になってしまう犬も少なくありません。犬の肥満についての各種調査を総合すると、肥満あるいは肥満予備軍の犬は、ペットの犬全体の3割程度を占めるとも言われてます。

「愛くるしくてかわいいからぽっちゃり程度の方が好き」

という飼い主さんもいます。たしかに、丸みを帯びた肥えた顔はとてもかわいらしいものです。ですが、かわいいから良いというわけではありません。犬の肥満は、人間と同様、病気や身体の不調のリスクにつながっているため、改善できるように対処すべきです。

(肥満が原因で発症する可能性が高まる病気)

・糖尿病

・高脂血症・肝臓疾患病

・心臓疾患

・高血圧

・尿石症

・椎間板ヘルニア

・関節炎 など

臓器や筋肉、骨、関節などに強く負担がかかってしまうことにより、体の至るところの不調につながってしまうのが肥満です。では、飼い犬はいったいなぜ肥満になってしまうのでしょうか?

この章では犬の肥満の原因を大きく4つのタイプに分けて解説します。


 1-1. 肥満の原因① ごはんの与えすぎ

ごはんを食べ過ぎてしまえば、犬も当然太ります。つまり、飼い主さんがごはんを与え過ぎてしまうことが、肥満の原因になってしまいますので与え過ぎによる肥満を防ぐ最大の方法は、適量を守ることです。通常、ドッグフードのパッケージには犬の体重別に一日の適量の目安が記載されています。ただし、記載された適量通りにペットフードを与えるためには、注意したいことが2点あります。

①パッケージに記載されている「適量」は、犬の適正体重で計算されています。つまり既に肥満の犬が、現在の体重に合わせてごはんの量を調整すると、本来の摂るべき量よりも食べ過ぎてしまうことになります。従って、理想的な体型をしているときの愛犬の体重が何キロくらいなのか、現状からどのくらいの減量が必要かを、獣医師の先生に相談したり、小まめに体重を計ったりするなどして把握しておきましょう。

②飼い主さん自身が注意していても、家族の方がごはんをあげ過ぎてしまうことがあります。非常に良くありがちなケースですが、飼い主さん自身が気を付けていても、犬を喜ばせたくて他の家族がごはんを与えてしまうケースです。

 1-2. 肥満の原因② おやつの与えすぎ

市販のおやつは、犬が喜ぶような味付けになっていることが多いため、犬の大好物です。また、犬は甘いものが大好きなので、フルーツやビスケットなども大好物です。肥満防止とバランスの取れた栄養摂取のためには、次の2点に注意が必要です。

・おやつの摂取カロリーは、1日の摂取カロリーの20%以内に抑えること

・おやつでカロリーを摂取した分、ごはんの量を減らすなど、トータルでのカロリー摂取量を計算すること

※1日のカロリーの20%というと実際けっこう多いように思えるかもしれませんが、ボリュームとしてはかなり少なめです。

肥満の防止と栄養バランスを考慮すると、おやつの分量は1日の必要摂取カロリーの20%以下に抑えるべきでしょう。

 1-3. 肥満の原因③ 運動不足

散歩ができていないなどの運動不足も肥満の原因になります。最近は、室内で飼う犬も増えているため、どうしても運動不足になりがちです。一般的に、ドッグフードの量の目安は、犬が一般的な運動量の活動を行うことを前提に計算されているため、運動が不足するとどうしてもカロリー過多になってしまい、肥満を招いてしまいます。

 1-4. 肥満の原因④ 病気や遺伝

肥満が原因でなってしまう病気には以下のものがあります。

・心臓の疾患・・・運動不足になってしまう

・関節炎・・・運動不足になってしまう

・内分泌疾患・・・ホルモンの異常から招いて太ってしまう

また、遺伝により肥満になりやすい体質であったり、加齢により運動量が減ったことで肥満を招いたりすることもあります。


2)肥満防止のためのポイント

犬が肥満になってしまう原因は、病気を除けば食べ物の量と質・そしてカロリーの消費に注意をすればOKです。ただし、肥満対策を行うときには必ず注意をしておきたい3つのポイントがあります。

この章では、肥満対策をする際に飼い主が注意しておきたいポイントを紹介します。


 2-1. ポイント① 飼い主の肥満防止への意識

そもそも、犬が肥満になるかならないかは飼い主の意識にかかわっているといっても過言ではありません。逆に言えば、現状の犬の肥満についての意識が弱い飼い主は少なくありません。実際には「肥満」に分類されるような犬であっても、飼い主さん自身が「ちょっとぽっちゃり」程度に考えているケースが非常に多いです。

愛犬の体型を客観的にチェックする方法の一つに、環境省が発表している「BCSスコア」があります。

●BCSスコア

BCS1(痩せ)・・・肋骨・脊椎・骨盤が外から容易にわかる状態。触っても脂肪が分からない状態。

BCS2(やや痩せ)・・・肋骨が容易に触れる。上から見たときにくびれが分かりやすい状態。

BCS3(理想的)・・・過剰な脂肪の沈着なしに肋骨が触れる状態。肋骨の後ろにくびれが見られる。

BCS4(やや肥満)・・・脂肪の沈着はやや多いが、肋骨は触れる。上からみて、肋骨のくびれが見られるが、顕著ではない。

BCS5(肥満)・・・厚い脂肪に覆われて肋骨が容易に触れない。お腹が垂れ下がっている状態。

上記のBCSスコアを気にしながら「ペットの犬は、どうしても肥満になりやすい」ということを認識しておくことが大切です。

参考:環境省「体調管理について」⇒

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide_1808/pdf/6.pdf

 2-2. ポイント② 必要な栄養素にも気を配る

肥満は不健康のバロメーターの一つですが、だからと言って体重さえ落とせばよいというものでもありません。犬はタンパク質・脂質・炭水化物・ミネラル・ビタミンの5種類の栄養素をバランスよく摂取する必要があり、栄養不足や偏りが生じないように意識することが大切です。カロリー制限中心のダイエットは、特に成長期においては成長の妨げの要因になることもあるので、次の2点を意識したダイエットが理想的です。

・栄養バランスをとりながらの体重管理

・運動量を増やすことによって消費カロリーを増やすダイエット

 2-3. ポイント③ マンションなどの集合住宅は肥満を招きやすい

ただでさえ室内犬は運動不足になりやすいのですが、マンションなどの集合住宅で飼う場合にはその傾向はさらに顕著なものになります。一軒家の場合には、家の中で比較的自由に走り回れることや、階段の上下をすることがありますが、マンションの場合は動きが平面的であるためです。マンションでペットを飼っている方は、運動不足に陥りやすいという事実を認識して、体を使って遊ぶなどの接し方を意識的に増やしていくことが大切です。


3)食事から意識する犬のダイエット法3選

理想体重よりも「肥満」に近づいている場合、早期にダイエットに取り組むことが大切です。BCS4や5に該当している犬や獣医師の先生から肥満の傾向が見られるとの指摘を受けた場合には、まず日々の食生活に目を向けてみましょう。この章では、日々の食事でのダイエット法を3つ紹介します。


 3-1. 方法① ごはんの摂取量を調整する(食べ過ぎの場合)

今、食べ過ぎが気になっている犬の場合には、摂取量を減らすことを考えなくてはなりません。しかし、ごはんの量を単純に減らすのは、次のデメリットがあります。

・必要な栄養素が不足してしまう可能性がある(逆に栄養素が不足しないようにすると、摂取カロリーを大きく減らせない)

・犬にとってストレスがたまる(満足がいくまで食事ができないため)

・急激に食事の量を減らすと、健康を損ねてしまう可能性がある

従って、犬の健康状態を見ながら、無理なくダイエットをすることが大切です。また、あくまでも「食べ過ぎ」の改善が目的なので、目安の摂取量はきちんと食べるようにしましょう。食事の給与回数は、できれば1日2~4回(最低でも1日2回)に分けて与えるようにします。

摂食回数が増えることでエネルギー消費を増やすことができ、食事と食事の間隔が短縮されるため空腹感を抑制することができおねだりされることも減ります!

 3-2. 方法② ごはんの内容変更

ごはんの内容を、低カロリーのものに変更したり、水でふやかしてお腹にたまりやすくしたりするなどの方法で、摂取カロリーを制限していく方法もあります。カロリーの少ないウェットフードを使用するのも効果的なダイエット方法です(ウェットフードはドライフードの3分の1程度のカロリーです)ただし、全ての食事をウェットフードに切り替えるのは、次のデメリットが考えられます。

・飼い主さんの経済的な負担が大きくなってしまうこと

・犬の噛む力が弱くなってしまうこと

・偏食が強くなってしまう可能性があること

栄養バランスを考慮しつつ、効果的なダイエットを行なっていくためには、ドライフードとウェットフードを混ぜたり、交互に出したりしながら、うまく併用していくことです。さらに、ドッグフード選びも大切です。ウェットフードでカロリーを抑えながらも、愛犬の健康のためにバランス良い栄養を与えてあげたいもの。

「ビタワン健康低脂肪ビーフ&たっぷり緑黄色野菜」は、食べやすいビーフを使いつつ、緑黄色野菜をふんだんにトッピング。低脂肪でありながら、リコピンなどの栄養も摂取することができます。

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また、ドライフードにおいて健康的な体型を維持するのに最適なものが、ビューティープロ ドッグ。おいしく食べやすいハート型の小粒に、たんぱく質、カルシウム、DHAやオリゴ糖などが配合されています。ダイエットに嬉しい食物繊維やL-カルニチンも配合されている。食物繊維の量を増やすことで、糖の吸収を遅らせたり、L-カルニチンは代謝を促すとも言われています。さらに犬の美容にも気を使った、ヒアルロン酸やマリンコラーゲンが配合されているのも嬉しいポイント。無理なく健康と美しさを求めていただける製品となっています。

ドライタイプ 「ビューティープロ ドッグ」シリーズはこちら

 3-3. 方法③ おやつの分量や内容を工夫する

最後に注意したいのはおやつです。肥満が気になる犬の場合には、余剰カロリーとなるおやつは与えないのがベストです。とはいえ、今まで習慣になっていたおやつを急にストップするのは、犬にとっても大きなストレスになってしまいます。また、何度もおやつをおねだりされると、飼い主にとっての負担にもなってしまいます。従って、無理のない範囲から現実的な対策を考えていくようにすると良いでしょう。

(肥満の対策に効果的な対策)

・おやつを与え過ぎている場合には、おやつの量を減らすこと(目安としては1日の摂取カロリーの20%以内に抑えること)

・おやつを低カロリーなものに切り替えること

・食事の一部を「おやつ」として与えること

これらの対策をとれば、おやつを与えながらも摂取カロリーに注意することができます。おやつは、余剰カロリーとして肥満の原因になりやすいため、十分に注意しましょう。また、おやつの量を管理する際には、家族が勝手におやつを与えてしまわないように声掛けをしておくことも大切です。犬が大好きなおやつでも、健康に気を配ることができるものがあるのでご紹介します。コンボ プレゼント ドッグ おやつシリーズでは、子犬の健康、口臭や関節のケアなど、異なる栄養成分を含んだおやつがあります。愛犬へのごほうびと一緒にヘルスケアができる、飼い主さんにとっても嬉しいシリーズを是非ご検討ください。

コンボ プレゼント ドッグ おやつ」はこちら


4)まとめ

犬の肥満が気になる方は、普段の食生活からダイエットを考えるのも一つの方法です。実際に飼い犬は肥満になってしまいやすいため、飼い主さんの日常的なダイエットの意識が非常に大切です。また、飼い主さんだけではなく、家族の方の協力も不可欠です。普段の食事からダイエットを行なっていくためには、ポイントは3点あります。

・ごはんの量

・ごはんの内容

・おやつの与え方

今回の記事を参考に、現在の食事の内容の見直しや選び方の基準にしてみてください。

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