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ドッグフードは無添加がいいの?健康に良いものとは?

「無添加のドッグフードじゃないと健康に悪いんじゃないの?」

「ドッグフードの添加物はどんな影響があるの?」

「ドッグフードの添加物にはどんなものがあるの?」


愛犬の健康にしっかりとこだわりたい方にとっては、無添加のドッグフードはとても気になるのではないでしょうか?

ドッグフードは、ほぼ毎日口にするものになるので、特に「発がん性」や「アレルギー反応」などを示している添加物に対しては、怖さが感じられることでしょう。

実際に無添加のドッグフードがペットショップなどでも販売されています。

もちろん、犬の健康に望ましくない添加物が含まれたフードを避けた方が良いことは言うまでもありません。しかし、だからこそ無添加のドッグフードでなければダメというものでもありません。

添加物の全てが危険というわけではなく、またドッグフードを選ぶ基準や犬にとって必要な栄養素は他にも色々とあるからです。

この記事では、無添加のドッグフードについて解説します。


目次[非表示]

  1. 1)無添加のドッグフードってどういうもの?添加物の種類とは
    1.  1-1. 着色料
    2.  1-2. 香料
    3.  1-3. 保存料・酸化防止剤
    4.  1-4. 栄養素(ビタミン・ミネラル・アミノ酸など)
  2. 2)添加物にはどんな危険があるの?
    1.  2-1. 発がん性
    2.  2-2. 嘔吐・下痢
  3. 3)添加物の全てが悪いとは限らない|配合されている目的とは?
    1.  3-1. 栄養バランス
    2.  3-2. 安全性のアップ
  4. 4)ドッグフードの中で特に注意したい添加物一覧
    1.  4-1. プロビレングリコール
    2.  4-2. エトキシキン
    3.  4-3. BHT
    4.  4-4. BHA
    5.  4-5. 亜硝酸ナトリウム
  5. 5)栄養バランスの良いドッグフードを選ぼう
  6. 6)まとめ


1)無添加のドッグフードってどういうもの?添加物の種類とは

まず、一般的にドッグフードにどのような添加物が使用されているのかについて解説します。

「添加物」は「あまり望ましくないもの」とひとくくりにして認識される傾向がありますが、種類や用途はさまざまです。



 1-1. 着色料

ドッグフードにも、食品の見た目を美味しそうに見えるようにするために着色料が用いられていて、「着色料を使用することでご飯が美味しそうに見えて食いつきが良くなるなら、使用されていてもいいのかな?」と思われるかもしれませんが、着色料を使用してもそれほど食いつきには影響しないという説もあります。

なぜなら、犬は視覚よりも嗅覚でおいしさを判断する動物だからです。着色料が使用されるのは、飼い主さんに対して「おいしそう」なイメージを与える目的だけではなく、天然の原材料を使用するペットフードでは、収穫時期により色がばらつくことがあり、見た目の色調を整えるために各メーカーが安全性を確認したうえで着色料を使用することがあります。

着色料の中には、化学合成により作られた合成着色料と植物などに由来する天然着色料とがあります。

合成着色料の使用は、人の食品添加物にも認定されていることと、使用に際しては使用量が極めて少量であることから、健康への影響はないとされています。

 1-2. 香料

香料とは、文字通りフードの香りをより際立たせたり、おいしい香りをつけたりするために用いられます。上述の通り、犬はおいしさを嗅覚で判断するため、香料によって食いつきが大きくアップすることがあります。

香料にも人工のものと天然のものがあります。

健康に対するリスクが低い天然の香料なら、食いつきをよくするメリットもあるため、配合されていることが必ずしもデメリットであるとは言えません。

 1-3. 保存料・酸化防止剤

保存料は、フードにカビや細菌が繁殖しないようにするため、酸化防止剤はフードの酸化を防ぐために用いられます。どちらも、ペットフードの保存期間をのばすために用いられています。

保存料や酸化防止剤の中には、健康上のリスクの懸念が指摘され添加物が多いのは事実ですが、腐ったものを食べてしまうのも犬にとって大きなリスクです。

保存料や酸化防止剤は、ペットフードの品質と安全性を守るために必要な添加物です。

酸化防止剤には、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物などの天然由来のものや、ミックストコフェロール(ビタミンE)、クエン酸などもあり、ペットフード原材料表示の欄を参考にされるのもおすすめです。

 1-4. 栄養素(ビタミン・ミネラル・アミノ酸など)

ビタミンやミネラル・アミノ酸などの栄養素が、添加物として補填されていることもあります。

総合栄養食のドッグフードには、犬が健康的に過ごすために必要な栄養素のほとんどがバランスよく配合されています。

その栄養バランスを整えるために、足りない栄養成分を添加物で調整されているということです。

これらの栄養成分は、逆に不足してしまうと犬の健康にとっては大きなマイナスになってしまいます。



2)添加物にはどんな危険があるの?

添加物は一概に悪いものであるとは言えませんが、健康にリスクを生じる物質があることも事実です。しかし、具体的にどのようなリスクが存在するのかをご存じでない方も多いかもしれません。

この章では「悪影響がある」とされている添加物を摂取した場合にどのようなリスクが生じるのかについて解説します。



 2-1. 発がん性

人工の着色料や酸化防止剤の中には、発がん性のリスクがあると考えられている物質があります。

特に危険性の高いものは日本国内で売られているドッグフードにはあまり使われていなかったり、使われていてもごく微量であったりしますが、次の章で紹介する保存料のBHAなどが発がん性のある物質であるとされています。

犬の場合、同じドッグフードを毎日継続して食べることも多いので、添加物のリスクを避けたいと考えるときに最も注意したいのが発がん性物質です。

 2-2. 嘔吐・下痢

発がん性は、長期的な摂取による健康リスクであることやさまざまな要因が絡んでくるため、直接の因果関係が分かりづらい部分もありますが、短期的な影響として嘔吐や下痢などの症状が現れることもあります。

リスクが高いものとしては、過剰に摂取をした場合に限られますが、代表的な例としては亜硝酸ナトリウムという物質があります。

下痢や嘔吐の他に、吐き気、腹痛などの症状を招くこともあります。



3)添加物の全てが悪いとは限らない|配合されている目的とは?

添加物に関するリスクを踏まえたうえで、添加物のメリットや配合されている目的についてもチェックしていきましょう。

無添加のドッグフードを選ぶ場合は、ここで紹介するメリットの部分を何らかの形で補わなくてはならないということを意識しながら、ドッグフード選びを考える必要があります。



 3-1. 栄養バランス

ドッグフードの添加物の目的・メリットの一つ目は、栄養バランスの調整です。

総合栄養食として販売されているドッグフードは、そのフードだけ食べていれば犬が健康に過ごせるための、ほとんどの栄養素が含まれていなければならないという基準があります。

しかし、ドッグフードの原料である肉・魚・穀物などの栄養素だけではミネラルやビタミンの栄養素が満たせないケースが多々あります。また、皮膚病などのリスクが犬は高いため、日ごろから意識して栄養を摂取することはとても大切です。

栄養不足のデメリットやリスクは挙げればキリがありませんが、主な例を紹介します。

・ビタミン

体の成長が阻害される・疲れが取れにくい・病気にかかりやすくなってしまうなど

・ミネラル不足

食欲不振になる・精神面が不安定になる・貧血になるなど


ドッグフードやワンちゃん用のおやつのパッケージに「カルシウム配合」や「ビタミンD」配合などの記載を見かけることも多いと思いますが、これらもいわゆる添加物です。

 3-2. 安全性のアップ

二つ目のポイントは、安全性のアップです。

特にウェットフードはそのままの場合、菌が発生したり繁殖したりするリスクが少なくありません。

菌の繁殖したフードを犬が食べると、お腹を壊したり発熱したりと体調不良の心配がありますが、食品添加物を使用することで長期保存が可能になったり、開封後に安全に食べられる期間が延びたりします。安全性を高める保存料・酸化防止剤の中には、健康リスクが高い添加物も多いので、安全性とリスクとの兼ね合いを考えながらフードを選ぶ必要があります。



4)ドッグフードの中で特に注意したい添加物一覧

ドッグフードの添加物については、良いものもあれば注意すべきものもあるため「結局、何が正しいのか分からない」という状態になってしまいがちです。

そこで、この章ではドッグフードの添加物の中で注意したい添加物について解説します。

全体的なポイントとしては、国内のドッグフードの場合には特に危険な添加物については一定の基準が設けられています。しかし、国内のドッグフードと海外のドッグフードでは基準が異なるため、特に海外のドッグフードを購入している方などはこれらの知識を知っておくことには大きな意義があります。



 4-1. プロビレングリコール

プロビレングリコールは、ドッグフードのセミモイストフードや半生フードやおやつなどによく配合されている柔らかさを保つための保湿剤です。

ペットフードの品質を維持する添加物のひとつです。私たちが口にする麺類・おにぎりなどにも使われている食品添加物です。

通常の使用量であれば大きな問題になる可能性は低いですが、摂取量や犬の体質によってはアレルギー反応を起こして、死に至ることもあると考えられている添加物です。

プロビレングリコールは、通常のドッグフードで使用される濃度では犬に毒性は示さないという科学的知見に基づき、現在、ドッグフードに使用されています。

 4-2. エトキシキン

エトキシキンは、酸化防止剤としてウェットフードなどに用いられています。

強い抗酸化作用を持ち、毒性が強い添加物であるため、人の食品に対する使用は禁止されています。

日本国内メーカーのドッグフードには使用されていませんが、海外のドッグフードではエトキシキンが規制されていない国もあるため、海外のドッグフードを与える際には注意が必要です。

 4-3. BHT

BHT(ブチルヒドロキシアニソール)は、よくBHA(ジブチルヒドロキシトルエン)とセットで用いられる酸化防止剤です。

日本国内のドッグフードは、ペットフード安全法で使用の上限が定められています。基準以下で使用されている限りは、健康に影響を及ぼさないことが知られています。

BHT自体には発がん性は確認されていません。

 4-4. BHA

BHAは、BHTとセットで用いられるため、発がん性があると混同されることが多い物質です。

「BHAには発がん性物質がある」との情報が出回っていますが、ラット(実験用のネズミ)に対して規定量の数万倍のBHAを与えた際に発がん性リスクが高まることが示唆されるという実験結果があるそうです。BHAの安全性は学術的に証明されています。

 4-5. 亜硝酸ナトリウム

亜硝酸ナトリウムは、ウインナーやハムなどお肉の加工品に使用されている添加物で、お肉の保存性を高めるために用いられています。また、食品に添加すると安定した色素に変化し肉色をきれいに保つほか、細菌の繁殖を抑えるという添加物です。

しかし、多量に摂取した場合吐き気・下痢・頭痛・腹痛などの症状をもたらす可能性がある他、肉や魚介に含まれる「アニン」という物質と反応して発がん性物質になると報告されています。

日本国内のペットフードでは、ウエットタイプのフードやジャーキーなどで使用されていることが多く、ペットフード安全法で使用の上限が定められています。



5)栄養バランスの良いドッグフードを選ぼう

ドッグフードの中には、添加物が配合されたものと無添加のものとがあります。

国内で販売されているドッグフードは、リスクの高い添加物については使用が禁止されていたり、基準値が設けられていたりする他、ビタミンやミネラルなど健康にとって必要なものが添加物として配合されていることもあるため、必ずしも無添加が良いとはいいきれません。基準値が定められているとはいっても、リスクのある物質が少量でも含まれているのは良くない、という考え方もあると思います。

リスクは目に見えないものであり、すぐに結果が出るものではないため、考え方や価値基準次第というところはありますが、愛犬の健康を考慮する際には、次の2つのポイントを参考にしてみてはいかがでしょうか?

・特に危険性の高い添加物に対しては慎重に対応する(特に、海外のドッグフードを使用する際には十分に注意)

・添加物の安全性とともに全体的なバランスに注意する

栄養バランスの取れたドッグフードとしてどんなドッグフードを選ぶべきか分からないと考えている方に、おすすめのドッグフードを紹介します。

健康と美しさをカラダの中から実現するため、獣医師が監修した総合栄養食「ビューティープロ ドッグ」シリーズ。

愛犬の年齢、歯やおなかの健康、食物アレルゲン、ダイエットなど、様々な種類から目的に合ったドッグフードをお選びいただけます。

着色料無添加で健康と美容の双方から考えられたドッグフード、「ビューティープロ ドッグ」シリーズを是非ご検討ください。

おすすめのドッグフード「ビューティープロドッグ」シリーズ



6)まとめ

ペットの健康志向の高まりもあり、ドッグフードも無添加の物を好む方が増えています。

確かに、ドッグフードの添加物の中には多量に摂取した際に健康にリスクを生じうる添加物が含まれているものもあります。また、着色料などのように使用する意味・メリットが確かではないものが使用されているケースもあります。

一方で、危険だと言われている添加物の中にも、実際には危険性が低かったり、あるいはペットフードの保存性を高めるためにはメリットが大きかったりするものもあります。また、栄養バランスを整えるために、添加物が大きな役割を果たしていることもあります。

従って「無添加だから安心」「添加物は危険」といった考え方ではなく「必要な栄養素がバランスよく配合されていて、安心に食べられるドッグフード」といった基準で選ばれることを提案します。

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