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犬の痩せすぎは危険?原因と対策を解説

「ウチの愛犬は痩せすぎなのでは?」

「犬が痩せすぎている場合、健康に良くないの?」

「犬の痩せすぎを改善するにはどうしたらいいの?」

犬を飼っている方の中には、上記の悩みや不安を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?ペットの犬は肥満に悩むことの方が多いため、痩せすぎの犬の情報は意外と少ないものです。

しかし、人間と同じで犬の痩せすぎも望ましいわけではありません。

この記事では、痩せすぎの犬の判断方法や痩せすぎのリスク・原因について解説したうえで、痩せすぎを改善するためのフードをご紹介します。


目次[非表示]

  1. 1)愛犬が痩せすぎていないか判断する方法
    1. 1-1. BCS(ボディ・コンディション・スコア)で背骨をチェック
    2. 1-2. BCS1の特徴とは?
  2. 2)犬の痩せすぎのデメリット・注意点
    1. 2-1. 免疫が低下する
    2. 2-2. 身体の発育が悪くなる
    3. 2-3. 低血糖になりやすい
  3. 3)犬の痩せすぎの原因
    1. 3-1. 消化器系の疾患
    2. 3-2. 運動過多
    3. 3-3. 高齢による食欲低下
    4. 3-4. 食べているフードが合わない
    5. 3-5. ストレス
  4. 4)痩せすぎの犬を太らせるために効果的なフードとは?
    1. 4-1. 高カロリー
    2. 4-2. 消化・吸収率に優れていること
    3. 4-3. 食いつきが良い
  5. 5)犬の痩せすぎのNGな対策とは?
    1. 5-1. おやつで太らせるのはNG
    2. 5-2. 運動量を減らすのはNG
  6. 6)まとめ


1)愛犬が痩せすぎていないか判断する方法

最初にチェックしておきたいのは、愛犬が痩せすぎていないかどうかということです。

犬は犬種や個体によってスタイルが異なるため、あくまでも目安ですが、判断方法を知っておくことはとても大切です。


1-1. BCS(ボディ・コンディション・スコア)で背骨をチェック

愛犬が痩せすぎかどうかを判断するために、客観的に判断できる基準になるのはBCS(ボディ・コンディション・スコア)です。

ボディ・コンディション・スコアとは、犬にとってのBMIのようなもので、体型の見た目によって体型を5段階で評価する仕組みです。


BCS1=痩せ

BCS2=やや痩せ

BCS3=理想的

BCS4=やや肥満

BCS5=肥満

といった評価になります。

飼い犬の場合にはどちらかといえば太り気味・太りすぎを心配される飼い主さんが多いですが、痩せすぎや痩せ気味も望ましい状態とは言えません。


参考:環境省「体調管理について」 


1-2. BCS1の特徴とは?

BCS1は見た目から判断する指標であるため、次のようになります。

 ・肋骨・腰椎・骨盤の骨が、見てすぐに分かるほど浮き出ている

 ・触っても脂肪が確認できない

 ・腰のくびれが顕著

 ・腹部のへこみ具合が顕著

一方、理想的体型とされるBCS3の体型の特徴は次の通りです。

 ・過剰な脂肪の沈着なしに肋骨を触ることができる

 ・上から見たときに肋骨の後ろにくびれがある

 ・横から見て腹部の盛り上がりが見られる

BCS1の特徴が見られる場合には、痩せすぎである可能性が高いということをまずは把握しておきましょう。


2)犬の痩せすぎのデメリット・注意点

愛犬が痩せすぎであることは、なぜ望ましくないのでしょうか?

上述の通り、犬の体型は個体差や犬種による違いもありますが、リスクについて把握しておくことは非常に大切です。

この章では、犬が痩せすぎることで生じるリスクを3点紹介します。


2-1. 免疫が低下する

犬は、痩せすぎてしまうと免疫が低下してしまいます。

免疫が低下すると感染症にかかりやすくなったり、肝機能の低下を招いたりするなど、体調を崩してしまいやすくなります。

肝機能は、栄養素の分解・合成・貯蔵をおこなったり、体内の毒素を無毒化したりする機能を持っています。

従って、肝機能の低下も免疫の低下と同様に病気や体調不良のリスク要因の一つです。

2-2. 身体の発育が悪くなる

痩せすぎの犬は、身体の発育が悪くなってしまうというリスクもあります。

というのも、成長のためにはエネルギー・カロリーが不可欠ですが、痩せすぎてしまい日常的にカロリー不足になってしまうと成長のためのカロリーも足りなくなってしまうためです。

その結果、平均よりもずっと身体が小さくなり、体力や筋力の少ない犬になってしまう可能性があります。

2-3. 低血糖になりやすい

犬の痩せすぎは、低血糖になりやすいというリスクもあります。

低血糖症の主な症状は次の通りです。

 ・元気がなくなり、ぐったりする

 ・運動失調を起こす

 ・後ろ足に麻痺が生じる

症状が進行するとひどい痙攣が起こることや、時には死に至るケースもあります。

従って、体型が痩せすぎではないかと気になるようになって、元気がなくなってきたら要注意です。


3)犬の痩せすぎの原因

犬の痩せすぎの対策を考える際には、原因を知ることが大切です。

この時、最初に注意したいのは日常的に食事がきちんととれているか否かです。なぜなら、犬が痩せるときには食事の量が足りていなかったり、栄養が足りていなかったりすることがあるためです。

あるいは、摂取するカロリーよりも消費カロリーが上回っている可能性も考えられます。ただし、それらの裏には本質となる原因が潜んでいることもあります。

この章では、犬が痩せすぎてしまう主な原因を5つ紹介します。


3-1. 消化器系の疾患

胃腸などの消化器系に疾患や不調がある場合には、食事をしても栄養を吸収することはできません。

消化機能の疾患や不調は、胃腸の病気の他に、加齢が原因でなることもあります。

消化器系に不調が見られる場合には、下痢や嘔吐などの症状を伴うケースが多いですが、慢性的な不調の場合には下痢や嘔吐などの症状はなく緩やかに体重が減ることもあります。

また、膵炎を患っていると、消化器系の不調に直結することが多く、身体が痩せてしまう可能性があります。

また、アレルギーや慢性腸炎やホルモン性疾患などで同様の症状がみられることがあります。

しっかり食べているのにもかかわらず痩せるという症状もありますので、日ごろからしっかりとBCS・体重測定などの健康チェックを行いましょう。

消化器系の疾患や不調が見られる場合には、早急に動物病院で受診しましょう。

3-2. 運動過多

運動量が多く、消費カロリーが多い場合には、ごはんをきちんと食べていても痩せることがあります。

運動過多になってしまう主な原因は、次の3点です。

 ・散歩量が多い

 ・遊ぶ時間が長い

 ・ヒート(生理)中

犬はヒート中の消費カロリーが多くなる傾向があります。

基本的には運動量を適正に調整することで、痩せすぎを解消しましょう。

3-3. 高齢による食欲低下

高齢になると、食欲が低下する傾向が見られます。

また、筋力や消化器官の機能低下により栄養の吸収力が低下している可能性も考えられます。

加齢によって食欲が低下するのは自然なことではありますが、病気や熱中症を患っていないか注意することも大切です。

体重の低下が心配な方は、動物病院で受診してごはんの内容や日常生活の過ごし方などについて相談することをおすすめします。

3-4. 食べているフードが合わない

食べているフードが合っていない可能性も考えられます。

特に注意したいのは、次の3つのケースです。

・フードが犬の嗜好と合っていない

・フードの対象年齢が合っていない(消化機能が弱まっている老犬に対して、成犬用のフードを与えているケースなど)

・パッケージに表示されている給与量を見違えて少なく与えていた

まずは、給与量を改めて確認しましょう。

日ごろのフードの食いつきや、ごはんを嘔吐したりしていないかどうかをチェックして、必要に応じてフードの変更をおこないましょう。フードを変更しても改善が見られないときには、動物病院で相談されるのも良いでしょう。

3-5. ストレス

ストレスによって食事が進まないケースも考えられます。

ストレス要因はさまざまなので、例を挙げればキリがありませんが、主な例は次の通りです。

 ・大きな環境の変化

 ・家族の不仲

 ・体調不良

 ・居心地の悪い環境(大きな音や苦手な物が生活環境の中にある場合など)

大きなストレスは、痩せすぎの問題の他にも、問題行動の要因になってしまったり、体調不良の原因になってしまったりすることがあります。

考えられる原因を一つひとつずつ取り除き、愛犬が安心して生活できる環境を整えましょう。

また、引っ越しによる環境の変化など、ストレス要因を除去することが難しい状況では、愛犬が安心できるグッズを渡してあげるなどアイテムを活用することをおすすめします。


4)痩せすぎの犬を太らせるために効果的なフードとは?

痩せすぎの犬を太らせる(理想的な体型に戻す)ためには、どのようなフードが良いのでしょうか?

この章では、3つのポイントを紹介します。


4-1. 高カロリー

1点目は、カロリーです。摂取カロリーが消費カロリーを上回ったときに体重が増えるため、カロリーの高いフードを食べることがまず重要になります。

高カロリーのフードを選ぶように意識をすれば同じ分量のフードを食べていても効率よく栄養を摂取することができます。

ただし、高カロリーのフードは、その分だけ消化器に負荷がかかってしまいます。

そのため、急に栄養価の高い(高カロリーな)フードに切り替えると、愛犬が下痢をしてしまうことがあります。

また、痩せすぎの犬は筋肉量が減ってエネルギー不足になっているため、たんぱく質を効率的に摂取する必要があります。

愛犬の体調や年齢などの状態を見ながらフードを選ぶようにしましょう。

4-2. 消化・吸収率に優れていること

2点目は、消化・吸収率に優れていることです。

特に消化器官の未熟な子犬や、消化機能が衰え始めている高齢犬の場合には、消化の良いフードを選ぶことが大切です。

年齢に合ったフードを選ぶようにしましょう。

ドッグフードの中には、食物繊維やオリゴ糖や乳酸菌が配合されているなど、消化機能を助けてくれるフードもあります。

また、消化の問題が生じている場合の症状として、体重が増えずに水っぽくて臭いうんちをしたり、おならがたくさん出たりする犬は、腸内環境が良くないこともあります。

この場合、消化の良いフードだけでは対応できないこともあるので、動物病院で症状の改善方法を相談しましょう。

4-3. 食いつきが良い

3点目は、犬の食いつきが良いことです。

栄養価がどんなに優れていても、愛犬が食べないことには体重を増やせないためです。

食いつきが悪いときにとれる対策は、与え方を工夫するかフードそのものを変更するかのいずれかです。

与え方に関しては、以下のように香りが立つように工夫することが効果的です。

 ・ドライフードをふやかして食べやすくした状態で与えてあげる

 ・ウェットフードを温めて香りを出してから提供する

フードに関しても、愛犬の好みの香りや風味のものを与えるのがベストです。

ただし、どのフードが良いのかは実際に与えてみないと分からないかもしれません。

注意したいことは、食いつきよく急にたくさん食べてしまうと消化不良による下痢・嘔吐につながりますので、徐々に給与量を増やしていきましょう。

ここでおすすめしたいのは、次の商品です。

愛犬に必要な栄養を凝縮した「ビタワン 5つの健康バランス」シリーズは、免疫力の維持にも配慮しながら、オリゴ糖と活性菌のダブルパワーで腸内環境を改善。グルコサミンとコンドロイチンの配合により、体型と同時に骨と関節の健康維持にも効果的な総合栄養食です。


おすすめのフードはこちら


5)犬の痩せすぎのNGな対策とは?

愛犬が痩せすぎているとき、飼い主さんにとってはさまざまな対策を試されるのではないかと思います。

しかし、対策の中にはNGとされる対策もあります。

この章では、痩せすぎ対策として避けるべき方法を2つ解説します。


5-1. おやつで太らせるのはNG

1つ目のNG対策は、体重を増やすためにおやつで太らせる方法です。おやつでも確かにカロリーを摂取できますが、嗜好性を高めるために糖分などが含まれていることもあり、栄養バランスが大きく崩れてしまう可能性があるためです。

また、嗜好性の高いおやつに慣れ、偏食の傾向が強くなると、普段のフードへの食いつきが悪くなってしまう場合もあります。

基本的におやつはご褒美やコミュニケ―ションのために使用するようにして、カロリー摂取の方法としては用いないように心がけましょう。

5-2. 運動量を減らすのはNG

2つ目は運動過多の場合や運動できないほど体調を崩している場合を除いて、愛犬の運動量を減らすのはNGです。

なぜなら、愛犬にとって運動はストレスの解消や楽しみになっていることが多く、急に運動をストップしてしまうとストレス要因になってしまうことがあるためです。

また、運動不足は、健康状態の悪化や成長不良などのリスク要因にもなります。

基本的には、運動とフードによる栄養摂取のバランスを整えることで、痩せすぎを改善していきます。



6)まとめ

犬が痩せすぎてしまうと、免疫低下・成長不良・低血糖などの問題につながってしまうリスクがあります。

痩せすぎを招いてしまう主要な原因は、消費カロリーよりも摂取カロリーが少ないことです。

そして、その主な要因として、次の5点が挙げられます。

 ・消化器系の疾患

 ・運動過多

 ・高齢による食欲低下

 ・食べているフードが合わない

 ・ストレス

痩せすぎを解消するには、消化が良く、食いつきの良い高カロリーなフードをチョイスすることが重要です。

運動と栄養バランスが整ったカロリー摂取を意識しながら、愛犬が理想的な体型を維持できるようにサポートしてあげましょう。


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